アメリカに拠点を置き、3,500万人ものユーザーを誇る暗号通貨取引所Coinbaseは8月13日、暗号資産のローンサービスに乗り出すことを発表した。アメリカ国内では暗号資産のレンディング領域においてNexoとBlockFiが先行しており、Coinbaseがこれに追従する形だ。
同サービスを利用できるのはまずアメリカの17の地域に限られる。利用者はビットコイン預金額の30%の借り入れが可能で、申請書や信用調査を必要とせずに数クリックで申請を完了、2~3日以内に現金を受け取ることができる。
暗号資産のレンディングは暗号資産投資家が確実に暗号資産の保有数を増やすことができる投資手法だ。国内ではこうしたサービスは始まっていないが、海外では暗号資産のエコシステムが着実に構築され始めている。今後の動きに注目していきたい。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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