昨日のビットコイン相場は下落。一昨日のFOMCを受けて、急落後一気に反発していたが、再度調整安の展開に。しかし一気に下攻めをするような動きも見られず、方向感のない動きとなっている。

個人的には引き続き目線は変えておらず、ビットコインは長期的には強気の方向で推移すると考えており、急落時でも短期のポジションは決済しても長期のポジションは積み増す方針で変えていない。短期のポジションとしては60,000ドルがサポートと考えているため、その付近が目処。
昨日は毎年あるSWELLを前にXRPが大幅上昇しており、またSOLが引き続き最高値を更新する動き。またゲーム関連銘柄も上昇しており、Axieが急騰する動きも見られており、主要仮想通貨とメタバース関連の通貨、NFT等それぞれの特徴で値動きが大きく異なっている。メタバース関連の通貨はFacebookの動きから一気に盛り上がってきている部分であるため、日々チェックはしたいところ。
米国市場は引き続き株式市場でS&P500指数やナスダック100指数が最高値を更新。FOMCを受けて10年債金利は1.50%付近まで下落する中FRBの早期利上げ観測が後退したことで株式市場に安心感が生まれている。
ドル円は113円台半ばまで下落する動き。しかしNY時間に反発しており、113円台後半まで戻していることからどちらにも攻めにくい展開が継続している。レンジとしては113円-115円の範囲で推移していることから、この間でのレンジトレードを意識しつつ抜けたら一旦ストップアウトをするようなイメージで見ている。
また昨日はイギリスのBOEが国内の供給問題を理由に利上げを見送りしておりポンドが下落。しかし今後数ヶ月ではインフレ対策のために利上げを行う姿勢を示しており、今回は一旦利上げを見送った格好となった。
日経平均株価も全く上値追いをしないことから一旦若干損失が出るも撤退しており、方向性がわからないことから手は出さないようにしたい。
【関連記事】ビットコインとは?特徴・仕組み・購入方法
仮想通貨取引を始めるなら

中島 翔

最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- ユニクロ運営会社に見るサステナビリティ経営|ファーストリテイリングの環境・社会貢献策を解説 - 2024年11月29日
- 急成長するDePIN、ソーラーファーム×ブロックチェーン 「Glow」が描く持続可能なエネルギーの未来 - 2024年11月27日
- ユニリーバのサステナビリティ戦略 – ブロックチェーンで実現する環境保護とトレーサビリティ - 2024年11月27日
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日