コンコルディア・フィナンシャルグループの横浜銀行は千葉銀行との業務提携「千葉・横浜パートナーシップ」 に基づき、個人資産運用業務においてグループ会社を活用した協働を2月17日から開始した。
両行は2019年7月に業務提携「千葉・横浜パートナーシップ」を開始、法人部門、個人部門の幅広い分野で協働の可能性を検討する中、個人の顧客の多様な資産運用ニーズに対応するため今回の施策を打ち出した。
同日から、ちばぎんアセットマネジメント株式会社が設定する「ジャパンESGクオリティ 200 インデックスファンド(愛称:ESGナビ)」の取り扱いを開始。ESG(環境・社会・企業統治)への関心が高まるなか、関連したファンドをラインアップに加えることで、個人投資家の理解促進と投資機会の創出を図るとしている。
同ファンドは国内株式を主要投資対象とし、「iSTOXX MUTB JAPAN ESGクオリティ200 インデックス(配当込み)」に連動する投資効果を目指す。同インデックスは、インデックス提供企業のSTOXX(ストックス)社と、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJトラスト投資工学研究所が共同開発した指数。それぞれの地域で高品質のESG準拠企業の業績を把握することを目的に、ESGスコアと4つの基本的な指標(収益性、レバレッジ、キャッシュフロー生成能力、およびビジネスの安定性)を組み合わせたスクリーニングとランキングに基づき選択される(ストックス社のウェブサイトより)。両行は「投資するESG関連企業の市場価値向上による中長期的なリターンの獲得が期待できる」としている。
同ファンドの当初募集期間は2月17日から2020年3月9日。設定日は2020年3月10日。購入時手数料は購入価格に対し2.2%(税込み)。販売会社は横浜銀と千葉銀、武蔵野銀行、ちばぎん証券。横浜銀、千葉銀、ちばぎん証券は2月17日、武蔵野銀は3月2日より募集開始予定。
【参照記事】個人資産運用業務におけるグループ会社を活用した協働の開始について~「千葉・横浜パートナーシップ」連携施策【Vol.6】~
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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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