積水ハウス、2019年度の社内ペットボトル7割削減。施工現場では廃プラを100%リサイクル

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積水ハウス株式会社は5月28日、2019年度の社内のペットボトル削減運動の削減量が前年比7割、37万本となったと発表した。また、施工現場の廃プラスチック1万9千トンを回収し100%リサイクルを実現した。

同社は環境大臣に環境先進企業として認定を受けた「エコ・ファースト企業」として、同省が推進する「プラスチック・スマートキャンペーン」に賛同し、18年11月から社内のペットボトル削減運動を実施している。削減にあたっては、社内会議ではペットボトルを配布・持参せず、マイボトルや環境配慮型紙コップを使用する、エコバッグの推奨など、社員の環境意識向上により、自社オフィス設置の自動販売機でのペットボトル飲料購入本数を減らしていった。その結果、自社オフィス設置の自動販売機でのペットボトル飲料購入本数は、2018年に52万6千本、2019年は15万4千本と大幅に減少した。

同社は事業活動での廃棄物リサイクル 100%「ゼロエミッション」化に取り組んでおり、2002年に達成した工場ゼロエミッションを皮切りに、業界で唯一、新築施工現場(2005年)、アフターメンテナンス(2006年)、リフォーム施工現場(07 年)の4部門でゼロエミッションを達成している。廃プラスチックについても、2005年の新築施工現場におけるゼロエミッション導入以降、全量を回収し、自社の資源循環センターで最大60種類以上 に分類、100%リサイクル(うち約95%はマテリアルリサイクル)している。2019年度は1万8974トンのリサイクルを実現しており、過去3年間のリサイクル量では最多となった。

同社は「ESG経営のリーディングカンパニーを目指し、サステナブルな事業活動でお客様の生活環境と地球環境の保全に貢献、『わが家を世界一幸せな場所にする』という企業ビジョンを実現する」と意欲を見せている。

【参照リリース】積水ハウス、2019年度の社内ペットボトル7割削減

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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