ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは6月3日、サイトに掲載している40万点以上のお礼品のトレンドとして、名称に「父の日」が含まれるお礼品の5月寄付件数(5月1日~5月23日)が、4月比で8倍以上に増加していると発表した。父の日のプレゼント選びにもふるさと納税(自治体への寄付)を利用する人が増えている。選ばれたお礼品で特に多かったのは「お酒」「うなぎ」「お肉」だという。名称に「母の日」(5月8日)が含まれるお礼品は、3~4月の合計寄付件数が前2ヶ月と比べて17.5倍にも増えていた。
また、名称に「オーダー」が含まれるお礼品の登録件数は昨年同月比で約1.5倍、一昨年同月比で3.6倍以上に増加。自身の体形や好みに合ったものを地域の職人にオーダーメイドで依頼できるお礼品として、スーツや革靴などの衣類や、枕・敷布団などの寝具、ゴルフクラブやウェットスーツなど、多岐にわたる。同社は「オーダーできるお礼品を贈り物とすることで、地域の職人を応援できるだけでなく、贈られた人にも喜ばれる」として、父の日に最適なお礼品を紹介している。
「一着あれば着回し抜群、オーダーメイドで仕立てる『ネイビージャケット』お仕立券」(千葉県九十九里町、寄付金額40万円)は、人気のオーダーサロンである銀座「ザ・クロークルーム」で採寸を行った後、90年を超える歴史をもつ九十九里町の縫製工場「アトリエフォルム」で仕立てられる。「オーダーメイド 手染めユニセックス浴衣・夏着物『グラデーション・青』引き染め(ぼかし染め)」(山梨県甲府市、寄付金額24万円)は、女性・男性、年代を選ばず着られる浴衣。気軽に自宅で洗濯でき、手入れも簡単。
「家族の名前が木になるオーダーメイドお名前入りプレミアムお名前ツリー(5人分)」(京都府木津川市、寄付金額35万円)は、木のオブジェ。よく見ると家族の名前の文字が木の枝で表現されている。木工作家の熟練の技で作り上げる、国産ヒノキの完全オーダーメイドインテリアだ。ほか、予約後にオーダーメイドで献立を立ててくれる特別本格懐石料理「日本料理喜一 シェフのおまかせコース ペア御食事ご招待」(大阪府河内長野市、寄付金額6万7000円)など。
さとふるは「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まるふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」。寄付者向けには寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申し込み、寄付金の支払いなどができるサービスを、自治体向けには寄付の募集や申し込み受け付け、寄付金の収納、お礼品の在庫管理や配送など、ふるさと納税の運営に必要な業務を一括代行するサービスを提供している。
同サイトで取り扱う自治体数は4月末時点で計1115自治体。また、災害発生時に被災自治体が同サイトを通じて速やかに寄付を募ることができる災害支援協定「むすぶアクション」を締結する自治体は計74自治体となっている。
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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム
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