佐賀市とファミリーマートが協定締結。店舗の廃食用油を再生、バイオディーゼルに

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株式会社ファミリーマート(以下、ファミリーマート)と佐賀県佐賀市はこのほど、佐賀市の地域資源を最大限に活用し、持続可能な循環型社会の構築推進を目的とした「環境に配慮した地域資源循環等の連携に関する協定書」を締結した。

同協定に基づき、2月1日から順次、佐賀市内のファミリーマート店舗で発生した廃食用油を佐賀市が回収・精製し、佐賀市営バスなどの燃料として使用する循環型の取り組みを実施しており、今後も環境に配慮した地域密着のSDGs活動を推進していく。佐賀市がコンビニエンスストア店舗で使用した使用済み食用油を回収するのは、今回が初めてとなる。

連携事項は、以下である。

  1. 佐賀市地域資源循環および再生可能エネルギーの普及などの推進に関すること
  2. 食品ロス(廃棄物)削減に関すること
  3. 環境教育の推進に関すること
  4. その他協定の目的達成に資するもので、両者が必要と認めること

(出典:株式会社ファミリーマート)

ファミリーマート店舗での使用済み食用油(廃食用油)回収店舗は、下記である。

  • ファミリーマート佐賀川副町店(佐賀県佐賀市)
  • ファミリーマート佐賀多布施店(佐賀県佐賀市)
  • ファミリーマート佐賀鍋島四丁目店(佐賀県佐賀市)

このほかにもファミリーマートは神奈川県横浜市において、株式会社ユーグレナと共同で、ファミリーマートの一部店舗の使用済み食用油(廃食用油)を原料の一部として活用した『ユーグレナバイオディーゼル燃料』を、ファミリーマートの配送車両に使用する循環型の取り組みを実施している。

今後もファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のもと、サステナビリティ活動を一層進化させることで、社会とともに持続的な成長を実現していく意向だ。

【プレスリリース】佐賀市×ファミリーマート「環境に配慮した地域資源循環等の連携に関する協定書」締結のお知らせ~店舗の使用済み食用油をリサイクルし地域に密着したSDGs活動を推進~
【参照サイト】ファミリーマート×ユーグレナ社 ユーグレナバイオディーゼル燃料をファミリーマート配送車両で使用~店舗の使用済みの食用油もバイオ燃料の原料として活用、横浜市内で地産地消を目指します~

※本記事は、世界のサーキュラーエコノミーが学べるメディア「CIRCULAR ECONOMY HUB」佐賀市とファミリーマートが協定締結。店舗の廃食用油を再生、バイオディーゼルにより転載された記事です。

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クリューガー量子

ドイツ在住。ハイデルベルク市公認ガイド。「石油を掘りたい!」と工学を学び、日本で土木技術者として働く。その後、メキシコでスペイン語を学び、日西通訳として働く。2003年に渡独。現在ラグビーに夢中な2人の男子の母。個人ブログ:http://ameblo.jp/germanylife10/