国際送金ソリューションサービスを提供するRippleは1月8日、13の金融機関が同社の手がける国際送金ネットワークRippleNetに新しく加盟したことを発表した。そのうちの5社では、デジタルアセットXRPを利用するxRapidが採用され、Euro Exim BankによるxRapidの採用も発表された。
Rippleは、高コスト・時間がかかる・送金記録の消失リスクといった効率改善の余地がある国際送金マーケットに対して、ブロックチェーン技術を活用した低コスト・オンデマンド即時決済・リアルタイムな資金追跡可能なソリューションを提供することを目的としている。
このほどRippleNetに加盟した13の金融機関は、Euro Exim Bank、SendFriend、JNFX、FTCS、Ahli Bank of Kuwait、Transpaygo、BFC Bahrain、ConnectPay、GMT、WorldCom Finance、Olympia Trust Company Pontual/USEND、Rendimentoだ。
Ripple社の代表Brad Garlinghouse氏は、「私たちの目標は、世界中のどこにいても、顧客が優れた効率的なクロスボーダー決済を自分の顧客に提供できるようにすることだ。」と述べた。2018年には約100社の金融機関が、RippleNetに加入していたが、現在では200を超える金融機関がRippleNetに加盟したことも発表されている。現在Rippleでは、1週間に2・3社ほど新規顧客と契約が進んでおり、RippleNetは6大陸40か国以上で事業を展開するに至っている。
【参照記事】RippleNet Surpasses 200 Customers Worldwide
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