パナソニック株式会社は3月16日、「高度技術人材コース」を開設した。同コースにおいて、AI・データサイエンスなどの先端研究領域における高度な技術の専門性を持つ求職者について、本社直轄の研究開発部門で受け入れる取り組みをスタートする。
今回パナソニックが受け入れる研究技術テーマは、IoTサイバーセキュリティ研究開発・ブロックチェーン応用ソリューション開発だ。ブロックチェーンでは、ブロックチェーンを応用したスマートロックを適用するシェアリングソリューションや完全性の高いヘルスケアデータ基盤のソリューション企画・提案及び設計実装業務を想定しているという。
パナソニックは「くらしアップデート」の実現に向けて技術力を強化するため、就業機会の柔軟性を高めることによって、外部からの知見について積極的に取り入れていく意図がある。国内では特に高度な知見を有する博士課程修了者のうち正規雇用の仕事に就くことができた割合は54.8%となるなど、民間企業での受け入れ機会は依然として限られる。今回の取組みを通じて、高度な技術の専門性を持つ人材にとっての就業機会を広げる狙いもある。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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