NFT取引時のCO2排出をオフセットする「NFTカーボンオフセットサービス」が提供開始

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株式会社テックシンカーは4月20日、NFT取引時のCO2排出をオフセットする「NFTカーボンオフセットサービス」の提供を開始した。

これまで個人がカーボンオフセットに取り組むには、購入クレジットが少ないことや手続きが煩雑であるといった問題が指摘されていた。同社では、NFTコントラクトアドレスを提示するだけでCO2排出量が計算され、このCO2排出量をオフセットするために必要なクレジットを購入することができる。同社プラットフォームでは、プラットフォームでは、国際認証機関であるGold Standardによる検証および登録済みのカーボンクレジットを提供している。

カーボンオフセットには、海外の有名なNFTアーティストNyan Cat、Beeple、Ellen、Susan Sarandon などが積極的に取り組んでいる。カーボンクレジットを購入することで、温室効果ガスの削減に貢献できるのほか、NFTを取引しながら、再生可能エネルギー事業や森林保全事、地域社会の活性化、SDGs活動への貢献も可能になる。

カーボンオフセットとは、日常の経済活動において排出されるCO2の削減に取り組み、それでもなお削減しきれないCO2について別の場所で削減・吸収に取り組んだり、それらの活動に投資したりと違った方法で埋め合わせる考え方のこと。

カーボンオフセットの取り組みには、再生可能エネルギーの開発・使用などでCO2の排出量そのものを削減する「排出削減系」の活動と、植林活動や森林保護を通して大気中のCO2の吸収を促す「森林吸収系」の活動がある。そして、活動によって削減・吸収できたCO2の量をルールに従って数値化し市場で取引できる形にした「クレジット」を売買する方法が一般的である。

【引用】カーボンオフセットとは・意味

【参照記事】NFTをめぐるカーボンオフセットサービスが開始、NFT取引時のCO2排出をオフセットしよう!

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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