ビットコインを否定していた経済史学者、仮想通貨への認識を改めステーブルコインのアドバイザリーに就任

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経済史学者ニーアル・ファーガソン氏は、オーストラリアで発刊されるビジネス・金融紙オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューのビジネスサミットにて、「仮想通貨は妄想である」という自身の認識が誤っていたと発言した。3月6日、CRYPTO GLOBEが報じている

CRYPTO GLOBEによると、同氏は「ブロックチェーンを基盤とした通貨というユースケースはありえないという私の考えは間違いだった」と述べており、現在ではステーブルコインのアドバイザリーを務めているという。同氏は過去、息子からビットコインへの投資を打診された際に否定的であったが、ビットコインの価格上昇を鑑みると結論は明らかだと語っている。

また、Cointelegraphによると同氏は仮想通貨バブルが弾けても、ビットコインが価値の保存手段デジタルゴールドとしての地位を確立していること、ビットコインやイーサを使った資金調達ICOが生まれたこと、ブロックチェーンがセキュアなシステムであること、の3つの理由でブロックチェーンや仮想通貨が有望であるとしている。また、仮想通貨は伝統的な資産クラスと相関性がない特徴を挙げ、「投資家を惹きつける要素になる」と語っているという。

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