GSG国内諮問委員会、金融庁が「インパクト投資に関する勉強会」開催。18日に初会合

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一般財団法人社会変革推進財団(SIIF)が事務局を務め、日本におけるインパクト投資の発展に必要な施策を議論するGlobal Steering Group for Impact Investment国内諮問委員会(GSG国内諮問委員会)は、金融庁とともに6月18日から約1年間、「インパクト投資に関する勉強会」を定期的に実施する。インパクト投資に対する金融市場関係者と行政の理解を深め、国内外の社会課題解決に向けたインパクト投資への取り組みの意義と課題を議論する。初回のテーマは「インパクト投資の基本」、議論内容などについては後日GSG国内諮問委員会のHPにて公開予定。

勉強会の開催頻度は2ヶ月に1回程度。座長を高崎経済大学経済学部教授水口剛氏、副座長を金融庁チーフ・サステナブルファイナンス・オフィサー池田賢志氏が務める。委員は、株式会社みずほ銀行、株式会社三菱UFJ銀行、株式会社三井住友銀行、三井住友信託銀行株式会社、株式会社大和証券グループ本社、株式会社日本政策投資銀行、株式会社国際協力銀行、独立行政法人国際協力機構、株式会社横浜銀行、株式会社愛媛銀行、信金中央金庫、第一勧業信用組合、第一生命ホールディングス株式会社、野村アセットマネジメント株式会社、りそなアセットマネジメント株式会社、ニッセイアセットマネジメント株式会社、ブラックロック・ジャパン株式会社、株式会社日本総合研究所、グロバールブレイン株式会社、一般社団法人ソーシャルインベストメントパートナーズ、新生企業投資株式会社、PwCサステイナビリティ合同会社、アラベスクS-Ray、ユニファ株式会社、ライフイズテック株式会社、日本証券業協会、第2種金融商品取引業協会、一般社団法人日本経済団体連合会、損保ジャパン株式会社、東京証券取引所など、金融機関の幹部を中心に構成。オブザーバーとして財務省、経済産業省、内閣府、外務省、環境省が参加する。

GSG国内諮問委員会(旧G8社会的インパクト投資タスクフォース国内諮問委員会)は、日本国内の各界有識者で構成され、インパクト投資に関わる様々な事項についての情報共有・議論が行われている。GSGは、2013年6月の先進国首脳会議で、当時議長国のイギリス・キャメロン首相の呼びかけにより、インパクト投資をグローバルに推進することを目的として創設された国際組織。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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