7月に発生した台風4号による豪雨被害で、ふるさと納税ポータルサイトの運営会社は緊急支援寄付サイトで被災地への寄付を受け付けている。ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは今月8日に「令和4年7月台風4号・豪雨被害 緊急支援寄付サイト」を開設。集中豪雨に見舞われた京都府京丹波町の寄付を受け付けている。緊急支援寄付サイトは、ふるさと納税制度を活用して掲載自治体に1000円から1円単位で指定した金額を寄付でき、寄付決済手数料をさとふる社が負担することで、善意をそのまま自治体へ届けることができる。
国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を運営する株式会社トラストバンクは7日、ふるさと納税で被災自治体の災害支援に寄付できる仕組み「ふるさとチョイス災害支援」で、京丹波町の「災害時緊急寄付申込みフォーム」を開設。寄付金は全額、被災地の復旧・復興に使われる。
ふるさとチョイス災害支援は2014年9月開始。同サイトとの契約の有無にかかわらず全国の自治体にプラットフォームを無償提供している。自治体はサイトで被災状況や寄付金の活用事例の報告を、寄付者は被災地に寄付金と一緒に応援メッセージを送ることができる。
株式会社アイモバイルも、ふるさと納税サイト「ふるなび」で、ふるさと納税制度を活用した緊急災害支援窓口を7日から開設、「ふるなび災害支援」京丹波町の支援を行っている。自治体の負担をより最小限に抑えるため、寄附時に発生する決済手数料は同社が負担する。寄附申し込みした金額は全額が被災自治体に寄附され、寄附を行った自治体からは寄附金受領証明書が発行される。証明書の送付時期は通常時よりも遅くなる可能性がある。
京丹波町は、京都府のほぼ中心部に位置する自治体。豊かな自然環境が育んだ「丹波くり」、「丹波黒大豆」といったブランド食材で知られるほか、酪農も盛ん。台風4号では、豪雨による土砂流出の影響で高速道路の一部通行止めが続いているほか、病院や住宅が浸水するなどの被害が発生。田畑への浸水により米や野菜などへの影響が懸念されている。
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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム

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