ふるさとチョイス災害支援で、豪雪災害の新潟県小千谷市が寄付受付を開始

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国内最大級のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を企画・運営する株式会社トラストバンクは、ふるさと納税で被災自治体の災害支援に寄付できる仕組み「ふるさとチョイス災害支援」で2022年12月に発生した記録的大雪により被災した新潟県小千谷市の「災害時緊急寄付申込みフォーム」を開設した。

新潟県小千谷市では2022年12月17日から断続的に雪が降り続き、市民生活に大きな支障が出ている。鉄道や路線バスの運休、道路の通行止めにより物流が乱れるなど生命や住居への危険が高まったことから、12月19日付けで災害救助法が適用。除排雪を急いで進めているものの、今後も降雪が予想され、思うように復旧作業を進めることができない状況だ。寄付金は全額、除雪作業や被災者支援など被災地の復旧・復興に使われる。

「ふるさとチョイス災害支援」とは、ふるさと納税を活用して災害時に被災自治体の復旧・復興のための寄付金を募る仕組みで、2014年9月にサービスが開始された。契約の有無にかかわらず全国の自治体にプラットフォームを無償提供しており、自治体はサイトで被災状況や寄付金の活用事例を報告できる仕組みとなっている。寄付者は被災地に寄付金と一緒に応援メッセージを送ることもできる。

2016年の熊本地震では約19億円、2018年の7月豪雨では約16億円、2018年の北海道胆振東部地震では約4億7千万円が集まった。寄付総額は累計80億円超に上る(2022年9月時点)。また、熊本地震で被災地以外の自治体が寄付金の受付業務を代行する「代理寄付」の仕組みを構築。被災自治体は業務負担を軽減でき、住民の安全確保などに人員を充てることが可能となる。寄付金は災害支援金のため原則自治体からのお礼の品はないという。

トラストバンクは今後も「ふるさとチョイス災害支援」を通じて被災地の復旧・復興を支援していく。

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岡村 幸治

フリーライター。2020年までスポーツニッポン新聞社で野球記者を務め、読売巨人軍やアマチュア野球などの取材、原稿執筆を担当。得意分野はスポーツ、旅行、ニュース記事。中立でわかりやすい記事を心がけています。 
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