最先端テクノロジーを活用し次世代金融サービスを創出するFintertech株式会社は3月30日、ブロックチェーンソフトウェア開発およびインフラ提供を行う株式会社Gincoと覚書を締結し、Fintertechが提供する「デジタルアセット担保ローン」とGinco社が提供する個人向け暗号資産ウォレットアプリ「Ginco Wallet」との連携について検討を開始した。
Fintertechは同社の提供するデジタルアセット担保ローンサービスとGinco Walletの連携を行うことで、中長期的に暗号資産を保有されたいという方々に、より良いサービスを提供できるのではないかと考え、連携検討に関する覚書の締結に至ったとしている。
サービスの連携により検討されている取り組みの内容は以下の通りだ。
1. サービス面での連携
- Ginco Walletユーザー向けデジタルアセット担保ローンメニューの提供
- 残高を担保とすることで調達可能な日本円シミュレーションの表示
- その他マーケティング連携
2. システム面での連携
- Ginco Walletアプリ内メニューとしてのデジタルアセット担保ローン申し込み
- Ginco Walletアプリ内メニューとしての暗号資産担保差し入れ
- その他両社サービス間でのシステム連携
Fintertechは、大和証券グループ本社とクレディセゾンの合弁会社として、暗号資産を担保とする新たなローンである「デジタルアセット担保ローン」をはじめとする次世代金融サービスを提供している。デジタルアセット担保ローンは、暗号資産を利確することなく日本円調達が可能なことから、暗号資産を保有しながらキャッシュフローを必要とする投資家に人気のサービスだ。
Ginco社は、暗号資産をはじめとしたブロックチェーン上のデジタルアセットを安心安全に利用できる個人向けのモバイルウォレットアプリ「Ginco Wallet」を提供してきた。Ginco Walletは、5万人を超える暗号資産保有者に利用されており、特に自分の手元で安全に暗号資産を中長期的に保有したいという利用者から、その安全性と使いやすさが評価されている。
【参照記事】Fintertech、Ginco社の「Ginco Wallet」とデジタルアセット担保ローンの連携検討を開始
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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