投資支援プラットフォーム運営のクリプタクト、コミュニティ型投資SNS「アイデアブック」をオープンへ

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暗号資産を含むあらゆる資産の投資支援プラットフォームを提供する株式会社クリプタクトは6月1日、コミュニティ型総合投資SNSサービス「アイデアブック」をリリースした。

「アイデアブック」は投資にまつわる投稿や交流ができる、投資に特化したSNS。従来のSNSとは異なり、再現可能なアイデア・コメント投稿など「情報発信」機能、投稿後に修正・削除を受け付けない「情報の蓄積」機能、投資力を評価・ユーザーを相互評価する「情報の透明性」機能、という3点が特徴となっている。

「アイデアブック」では投資アイデアを投稿すると時価評価され、お金をかけずに投資の疑似体験が可能となる。また、株式、為替(FX)、仮想通貨など幅広い金融商品(※)に対応しているため、自身のポートフォリオの形成や、他者のポートフォリオからの学びにも役立てることができる。

    ※対象となる金融商品一例

  • 株式​:東京証券取引所に上場する東証1部2部、マザーズ、REIT、ETFなど約3,700銘柄に加え、名古屋、札幌、福岡証券取引所に上場する株式が対象
  • 為替​:米ドル、ユーロなど12の外国通貨が対象(すべて円建て)
  • 仮想通貨:時価総額上位の99コインが対象
「アイデアブック」画面イメージ

投稿された投資アイデアには、閲覧数、「いいね」数が表示される。気になったアイデアをブックマークしたり、ユーザーをフォローすることで、その後のパフォーマンスを確認することもできる。Twitterなどフロー型のSNSでは、投稿された内容は修正・削除ができるだけでなく、日々流れる情報で過去の発言が埋もれてしまうため、発言者に一貫性があるかを確認することは難しい。だが「アイデアブック」では、一度投稿したアイデアは修正や削除ができず、信頼に値する個々の投資実績が蓄積されていく仕組みだ。

サービスリリースの背景には、投資に対するネガティブなイメージが一般化していることがあるという。日本証券業協会が2019年12月に行った「個人投資家の証券投資に関する意識調査」によれば、80%以上の人が、「投資教育を受けたことがない」と回答している。また、金融広報中央委員会の「金融リテラシー調査2019年」では、特に18〜34歳と若い世代の金融リテラシーの低さが顕著に現れた。

「アイデアブック」では、投資に興味がある初心者にとっては信頼できる情報を取得できる場として、投資経験者にとっては投資全体のポートフォリオを把握する他、自分の投資にファンが付くことでインフルエンサーとしての土台を築くこともできる。クリプタクトは、あらゆる資産に投資を行う個人投資家を対象とし、金融リテラシーの向上を促し、さまざまなアセットクラスに対する投資における社会インフラになることを目指し同サービスの提供を開始している。

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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