仮想通貨取引所コインチェックは11月27日、ハードフォークにつき一時停止していたビットコインキャッシュの売買と入出金を再開した。
ビットコインキャッシュは11月16日に行われたハードフォークにより、BitcoinABCとBitcoinSVの提供する2つの通貨に分裂することとなった。ビットコインキャッシュのみならず、仮想通貨市場全体を巻き込んだハードフォーク騒動は仮想通貨の時価総額を大きく下げる事態に繋がっている。
国内外の仮想通貨取引所が2つのビットコインキャッシュに対する対応を決める中、コインチェックにおいても対応が決定した。コインチェックでは、BitcoinABCが参照するチェーンをビットコインキャッシュとし、売買と入出金を再開することとなった。
一方、BitcoinSVが提供するビットコインSVについては、対応が決まっていない状態で、入金がされた場合でも口座に反映できない上に返金対応も受け付けないことが発表された。ビットコインSV保有ユーザーはその取扱について注意が必要だ。
【参照記事】BitcoinCashハードフォークに係る一部停止機能の再開のお知らせ
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.

HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。

最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- ReFiで広がるカーボンクレジット市場の未来― KlimaDAO JAPANの取り組みと展望【インタビュー】 - 2025年3月14日
- ReFi×インパクト投資×システミックデザインから見る、新しい経済システムと金融の未来(HEDGE GUIDE / IDEAS FOR GOOD Business Design Lab) - 2025年2月12日
- peaq、次世代AIインフラ企業iGam3の参加を発表 計算基盤の分散化で新たな経済圏へ - 2025年2月5日
- Xpansiv、炭素除去クレジットの専用取引市場を開設 - 2025年2月4日
- バイオ炭で炭素クレジット発行、米CMCとFlowcarbonが連携 - 2025年2月3日