暗号資産交換所Zaifを運営する株式会社カイカエクスチェンジは6月10日、株式会社スケブおよび株式会社スケブベンチャーズとイニシャル・エクスチェンジ・オファリング(IEO)実施検討に関する覚書を締結した。
今後、受託販売契約を締結し、2022年9月頃の株式会社スケブベンチャーズによるSkeb Coin(スケブコイン)(仮称)発行による資金調達、暗号資産交換所Zaifでの取引開始を目指すという。調達された資金は株式会社スケブが運営するSkebの発展に活用される予定となっている。
Skeb Coinは、既存のSNS上でクリエイターへ投げ銭が可能となる新サービス(現在開発中)での利用や、Zaif Paymentでの決済可能資産にSkeb Coinを追加するなど、Skebをはじめとした国内のECサイトでの決済に利用できるユーティリティトークンとして発行される予定だ。今後、Skeb利用者へのエアドロップの実施なども検討されており、IEOが実施された場合には、Zaifでの売買も可能となる。
IEOは企業・団体・プロジェクトなどがユーティリティトークンの発行を通じて資金調達をする仕組みのうち、暗号資産交換所がその発行体・プロジェクトへの審査を実施した上で、販売を行う方法のこと。イニシャル・コイン・オファリング(ICO)と比較し、交換所という第三者の審査を通過する事で、信用性が高まるメリットがある。
【参照記事】カイカエクスチェンジ、IEO実施検討に向けた3社間覚書締結のお知らせ
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/03/crypto-profile-150x150.jpg)
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチームは、Web3やブロックチェーンなどフィンテックに知見が深い編集部メンバーで構成。最新のニュースやコラム、Web3に関する基礎知識を初心者向けにわかりやすく解説しています。
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/03/crypto-profile-150x150.jpg)
最新記事 by HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム (全て見る)
- PayPal、ビットコインマイニングの持続可能性の向上を目指しインセンティブを提案 - 2024年7月10日
- GoodDollar、オンライン調査BlockSurveyとの提携でWeb3ユーザーインサイト強化を推進 - 2024年7月1日
- 【3T インタビュー】専門家が考えるカーボンクレジットの今とこれから - 2024年2月15日
- 専門家が考えるカーボンクレジットの今とこれから【EcoLinks インタビュー】 - 2024年1月17日
- サプライチェーンの炭素排出を正確に計測するトークン「CET」が発表 - 2023年12月7日