昨日のビットコイン相場は上昇。9月につけた高値11,800ドルを突破し、12,000ドル超まで上昇する動きとなった。しかし12,000ドル付近では大口の投資家がかなりの量の売りを入れていた様子だったこともあり、上値を伸ばせず。
12,000ドル達成後の利食い売りのスピードもある程度早かった印象。現在は11,900ドル付近で底堅い動きが継続しているが、再度12,000ドル試しをして反落するような動きがあれば一旦の調整安は短期的に考えておくべきか。
昨日は暗号資産市場全体というよりはビットコインが独歩高という動きとなっており、ビットコインの強さは引き続き変わっておらず。
オプション市場でも12,000ドルのストライクにポジションが積み上がっていることから、このラインを抜けてくるかどうかはかなり重要なポイントとなっている。
本日は12,000ドルまでの短期的なロング、そして12,000ドルからはショートという細かなトレーディングもありかと思料。テクニカルでは上方向を示唆しており、ここはテクニカル通り素直についていきたいところだが、12,000ドルで目線は変更することも検討。
仮想通貨取引を始めるなら
The following two tabs change content below.
中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
最新記事 by 中島 翔 (全て見る)
- 脱炭素に向けた補助金制度ー東京都・大阪府・千葉県の事例 - 2024年10月22日
- 韓国のカーボンニュートラル政策を解説 2050年に向けた取り組みとは? - 2024年10月7日
- NCCXの特徴と利用方法|ジャスミーが手掛けるカーボンクレジット取引所とは? - 2024年10月4日
- Xpansiv(エクスパンシブ)とは?世界最大の環境価値取引所の特徴と最新動向 - 2024年9月27日
- VCMIが発表したScope 3 Flexibility Claimとは?柔軟なカーボンクレジット活用法を解説 - 2024年9月27日