2021.10.12 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは好材料に支えられる展開】

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昨日のビットコイン相場は続伸。56,000ドルの高値を突破すると上昇スピードを加速させ、58,000ドル近辺にまで到達しており、引き続き40,000ドルからの上昇トレンドを継続させている。

9下旬からトレンドが継続しており、60,000ドルはすぐに達成するような値動きになっているが、60,000ドル到達までに一旦レバレッジ勢の振るい落としがあるのではないかとも考えているため、この水準でロングは仕込みにくいか。

イーサリアムは上昇幅も限定的となっており、ビットコイン一強状態となってきている状況。アルトコインでは足元SHIBAが急騰しており、お犬様の仮想通貨が久しぶりに盛り上がっているが初心者は手をつけない方が無難か。

足元の背景としては来週のETF承認期待や、インフレヘッジのフロー、機関投資家の流入、ビットコインネットワークが1日の決済額で最高値を記録したということ等色々な好材料もあり、ショートからのエントリーは引き続き難しいと考えている。

米国市場は3指数が揃って下落。米国債金利は1.62%付近を維持しており、米国債金利が年末まで上昇すると予想されている中、米ドルも強含む展開となりドル円は113円を突破する動きとなった。

ドル円は短期のショート勢がショートカバーに巻き込まれるような形となっており、年末までに115円は到達するという予想は変えていないため、押し目を作ったタイミングは淡々とドル円はロングで強気に攻めていきたい。目安は112円の半ばあたりが押し目のポイントと考えており、その辺りまでは一旦待ちの姿勢で。

日経平均株価は引き続きロングで本日もエントリーする予定で、28,000円を明確に割れるまではロング方向で何度か利益を出していきたいと考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12