2021.7.2 仮想通貨マーケットレポート【ビットコイン含めてマーケットは雇用統計待ちの様相】

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昨日のビットコイン相場は小幅下落。35,000ドル付近から一時32,000ドル台後半まで下落し33,000ドル台で大きな変動なく推移した。

一方でドージコインが一時急騰する場面も見られたが、上昇も続かず上にいってこいの展開に。

昨日のニュースとしては、エルサルバドルで法定通貨法案の可決したビットコインについて、日本政府はビットコインを外国通貨とは認めないと公表している。また、ソフトバンクがブラジルの仮想通貨取引所に出資したと報道が出ている。

米国市場は本日の雇用統計待ちの様相の中NYダウが上昇し、NASDAQが下落。ドルインデックスは上昇しており、雇用統計の良好な数字を織り込みにいっているような様子。

ドル円は111円台後半まで上昇する動きとなっているが、ある程度短期的なドルロングが積み上がってきていることもあり、雇用統計で良好な数字が出たとしても上げ幅は限定的と考えた方がいいか。112円台からショートで攻める方がいいと考えている。ドル円の値幅としては上方向よりも下方向の方が値幅が出そうな点はポイント。

原油価格が昨日OPECの減産縮小合意が難航していることから需給環境が悪化しそうなため、価格が上昇する動きとなり1バレル76ドル付近までの上昇を見せた。

ビットコインのテクニカルは二番底をつけており、本日は33,000ドルを割れるまでは引き続きロングポジションで構築していく予定。ポジションも短期的にショートが増えてきていることからショートカバーの巻き戻しにより35,000ドル付近までの上昇は期待したいと思っている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12