仮想通貨取引所BITPointを運営する株式会社ビットポイントジャパンは1月28日、2月1日および2月11日のシステムメンテナンスによって、同社の証拠金取引(「レバレッジ取引」「MT4取引(ビットポイントFX)」)のレバレッジ倍率を引き下げることを発表した。
仮想通貨のレバレッジ倍率については、金融庁が開催した「仮想通貨交換業等に関する研究会」において、適正なレバレッジ倍率を定めるべく議論が進んでいた。仮想通貨の自主規制団体であるJVCEA(日本暗号資産取引業協会)は「証拠金取引に関する規則」を定めており、ビットポイントジャパンはこの規則を受け、今回のレバレッジ倍率の変更を決めた。
2月1日のシステムメンテナンスでは、レバレッジ倍率が変更される。「レバレッジ取引」は従来2倍・5倍・10倍・25倍のレバレッジ倍率が利用可能であったものが1倍・2倍・4倍のみに、「MT4取引(ビットポイントFX)」では2倍・5倍・10倍・25倍から2倍・4倍のみに、それぞれ変更となる。また、2月11日のシステムメンテナンスでは、2月1日のレバレッジ倍率変更により存在しなくなった倍率におけるすべての注文を取り消すことが発表されている。
レバレッジ引き下げの対応により、レバレッジ4倍として再計算をした結果証拠金維持率が一定未満の場合に強制的に決済するなど、細かな条件も公表されている。同取引所でレバレッジ取引を利用しているユーザーは事前に詳細を確認しておくと良いだろう。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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