ビットコインが2019年下半期50%のクラッシュとなったものの、今年全体では96%の増加となっている。2019年のBTC価格推移について過去の履歴を基に、仮想通貨メディアNewsBTCが12月16日、報じている。
今年初め1万4,000ドルの値をつけたビットコインは、6月末7,000ドルにまで値を下げた。このところのビットコイン価格の低迷を、一部の仮想通貨アナリストたちが底無し状態と分析する一方で、NEWSBTCは2019年12月7日時点で96%もアップしていると指摘する。
同メディアは、2018年にクラッシュしたナスダック100は今年34%の成長、世界最大規模の資産運用会社ヴァンガードの不動産投資信託は28%増加であることを考えると、代表的な資産クラスと比較してもビットコインの成長率が優れていると強調している。
仮想通貨アナリストのフィリップ・スウィフト氏によると、BTCの強気の動きが始まったばかりである兆候が表れているという。またファンドストラットのトム・リー氏は、株式の反発がビットコインの購入需要を増加させると指摘し、2020年の半減期や中国のブロックチェーン技術注力による影響などにも注目すべきだと話している。
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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