昨日のビットコイン相場は一時45,000ドルを突破するも調整安となり、43,000ドルを割れる水準まで下落。しかし本日朝方に再度上昇方向に転じており、44,000ドル台を回復している。日本円換算でも500万円を突破しており日本人でも嬉しい水準まで回復してきていると言えるだろう。
ビットコインは1月下旬に大きく売り込まれた42,000ドル-43,000ドル付近を維持できるかが短期的なサポートラインとして考えており、この水準を割れない限りはロング目線で50,000ドル方向を見ておきたいところ。マーケット全体の評価損益も大きく回復してきており、下落する方向には足元は進まないと強気で考えている。
イーサリアムも3,000ドル付近のレジスタンスラインを突破しており、サポートラインに転じていることがチャートからわかるため、イーサリアムも押し目買いのスタンスでエントリーしていきたいところ。
仮想通貨市場のニュースとしては日本で話題の元素騎士のトークンであるMVトークンが50倍以上の水準まで上昇する場面も見られており、ゲーム関連のトークンとしてどのような動きになるのか注目しておきたいところ。
米国市場は株式市場が上昇する動きに。米国債金利が上昇しており10年債金利で1.97%まで上昇する動きとなったことから米ドル高方向での推移が継続している。
ドル円は115円台後半まで上昇してきており、一旦ターゲットとしていた115円台半ばで一旦利益確定を行っており、ドル円のポジションは保有しておらず。
一方でユーロドルが個人的にトレードしやすくなってきたのではないかと考えており、昨日ラガルド総裁がECBの強気の利上げは行わないようなコメントを出していたがユーロはそこまで売り込まれず。
そして米国債金利も3月の利上げが0.5%すでに織り込んでしまっており、金利の織り込む見通しが進みすぎていると感じていることから米ドルロングの巻き戻しが発生するのではないかと考えて始めているため、ユーロドルはロングポジションでエントリー中。
また見通しとして大きく変更しておきたい点は株式市場の戻り売りは一旦目線を変更しどこで買って行くかを考えておきたいタイミング変化したと見通しを変更している。
米国債金利の織り込みが早いという前提の下、CPIも控えている中予想外に金利上昇が進まない場合、金利の巻き戻しが発生すると考えており、金利が低下する局面では株式市場にはポジティブな動きとなることから、米国株は一旦押し目を拾っていくスタンスで3月までは考えておきたい。
また原油価格の上昇に対しても米国が産油国と価格上昇を抑制するために協議を行っており、戦略備蓄を放出する可能性があることから原油価格は下落している。原油価格の下落もインフレ抑制の一つの材料になるため原油価格に関してもチェックしておくべきだろう。
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中島 翔
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