2022.1.13 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインは反発基調が継続】

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昨日のビットコイン相場は上昇。足元、米国での利上げ織り込みからほぼ織り込まれたことから株式市場の下落がストップ、反発する動きが続いている。昨日の米国CPIでも予想通りの結果となり、インフレがピークを迎えたと考えられ始めていることがビットコインの反発に繋がっている状況。

仮想通貨市場全体も反発基調となっているため、今日のビットコインは45,000ドルあたりまでの反発が起きるか注目しておきたい。ファンディングレートをチェックしてもマイナス幅が縮小してきており、相場全体も悲観的なセンチメントが改善されてきている様子。

ポジションは引き続き40,000ドルあたりでロングポジションを保有したままであり、45,000ドル付近までは粘っておきたいところ。

米国市場は注目されたCPIが予想通りとなったことで、インフレがピークアウトするのではないかとの思惑から、米国債金利は低下、ドル円も114円台前半まで下落する動きに。株式市場はほぼ変わらずと動きとなっている。

気になる点は原油価格が1バレル82ドルと高い水準で推移しており、なかなか下落してこない状況。原油価格が上昇してしまうとインフレが更に進む可能性が出てくるが、一方で原油価格が大きく下落してくるとなった場合はインフレがピークアウトする一つの材料にもなるため、原油価格はチェックしておきたいポイント。

これからは節分天井という言葉もあるとおり、2月までは現状の株価を維持しつつ、回復したタイミングでは日経平均株価やNYダウ等は短期的にショート選好でも問題ないと考えている。ドル円は114円台前半まで下落したらロングでエントリー予定。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12