auじぶん銀の環境負荷軽減PJ「ブルー円定期預金/グリーン円定期預金」合計預金残高が100億円突破

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auじぶん銀行株式会社の環境負荷軽減プロジェクト「ecoプロジェクト」のプログラム「ブルー円定期預金」「グリーン円定期預金」の合計預金残高が100億円を突破した。同プロジェクトは、auじぶん銀の特定の商品やサービス(円定期預金、住宅ローン、じぶん銀行スマホデビット)の利用時に、顧客が環境負荷軽減に繋がる選択や手続きをすると、同社が環境保全団体に寄付を行うという取り組みで、2022年4月1日開始。若年層や女性に好評で、今月21日に開始約5ヶ月での100億円超となった。

ブルー円定期預金、グリーン円定期預金はプロジェクトの第1弾。預金額額の0.01%相当額を、auじぶん銀が珊瑚保全団体の有限会社海の種、または森林保全団体の一般社団法人 more treesへそれぞれ寄付する。特典として「1年もの円定期預金」を預け入れた場合、金利は年0.1%(税引後年0.07%)と、通常の2倍の金利が適用される。

同社によると、2つの定期預金の預金者は女性が約6割(62%)で、口座全体の割合(男性57%、女性43%)より女性の比率が高い。また、その他キャンペーンの円定期預金の割合(30代以下22%、40代~50代57%、60代以上21%) と比較すると、30代以下の比率が高く、若年層からの関心が高いという。

預け入れ1回あたりの金額は10万円未満が44%で、その他キャンペーンの円定期預金の割合(10万円未満21%、10万円~50万円未満28%、50万円~100万円未満13%、100万円以上38%)と比較すると、10万円未満の預け入れが多くなっている。

同プロジェクトでは円定期預金のほか、「紙資源の削減」への感謝として、審査書類をアップロードすると申込み1件につき39(サンキュー)円をauじぶん銀行が森林保全団体へ寄付する。スマホデビットを発行すると、「プラスチックフリー」への感謝として、発行1枚につき39円を珊瑚保全団体へ寄付している。

同プロジェクトの寄付額は7月31日時点で130万2123円、寄付人数は2万1714人となっている。同社では、自社でも寄付を通じて珊瑚保全活動の「じぶんさんごの池」、森の多様性を取り戻す森林保全活動「auじぶん銀行の森」として環境保全活動を推進中。成長する珊瑚や森の様子をウェブサイトやSNSで発信している。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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