IBMは8月6日、米国特許商標庁(USPTO)にブロックチェーンべースのWebブラウザに関する特許を申請を提出した。同社の出願文書によると、このブラウザはピアツーピアをベースとしたもので、ウェブブラウジングから事前に情報を収集するという。
ブロックチェーン基盤のWebブラウザに取り組むのはIBMだけではない。今年6月、Webブラウザ「Opera」は暗号通貨ウォレット機能を搭載し、ERC-20トークンを含むWeb3.0アプリケーションにシームレスに接続できるようになった。また、8月には広告を閲覧したユーザーに報酬として仮想通貨を付与する「Brave」がBasic Attention Token(BAT)の投げ銭サービス開始している。
こうした中にIT大手のIBMが参入することで、さらなるブロックチェーン技術を活用したサービスの普及が期待されている。
【参照記事】IBM has filed a patent for blockchain-based browser
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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