世界のトップ大学50校、42%は仮想通貨やブロックチェーンの講義を設けている

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米国のサンフランシスコに拠点を置く仮想通貨取引所コインベース(Coinbase)は8月28日、「高等教育におけるブロックチェーンや仮想通貨の講義について」のレポートを発表した

世界のトップ大学50校、16歳以上の学生675人を対象に行われたレポート内のデータによると、トップ大学50校の42%はブロックチェーンか仮想通貨に関する講義を設置しており、22%の大学は複数の講義を設けている。熱心にブロックチェーンと仮想通貨の講義をとっている学生は、コンピュータサイエンスと工学専攻で17%、経済学と数学専攻で15%、商学は11%であった。また、調査した学生675人のうち17%は、仮想通貨とブロックチェーンについての知識を得ることはとても良いと回答し、18%の学生は仮想通貨を保有していることがわかった。

マネジメントの父と呼ばれるピーター・ドラッカーが教授を務めていたニューヨーク大学スターンスクール・オブ・ビジネスの金融学を教えるDavid Yermack氏は、ビットコインの講義を他の大学に先んじて導入した。David Yermack氏は、「ブロックチェーンや仮想通貨を勉強すれば、学生は大きなメリットを得られる」と言う。近年、仮想通貨やブロックチェーンに注目が集まり、そうした知識をもつ学生は企業からの需要が高く、就職先に困ることがないため、学ぶ動機の一つになっている。

【参照記事】The rise of crypto in higher education

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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