TISインテックグループのTIS株式会社は2月25日、住友生命保険相互会社が行っている給付金自動請求実現へ向けたブロックチェーン技術活用の実証実験を支援したことを発表した。実証実験はTIS株式会社、医療法人社団 KNI、株式会社Kitahara Medical Strategies International、住友生命保険相互会社の4社で行われる。
同実証実験は、生命保険会社向けに業務効率化のITソリューションを提供するTISと、情報通信技術による医療の高度化を目指す北原病院グループの協力を得て実施される。本実証実験を踏まえ、今後ブロックチェーン技術を活用した給付金自動請求の仕組みによって、生命保険請求手続きにおける従来の請求書や診断書等の取り寄せが不要となり、医療機関・保険会社とのやり取り等が大幅に簡素化され、利便性が格段に向上することが期待できる。
実証実験には、世界各国で金融・保険等様々な分野で利用されている R3社の「Corda(コルダ)」を採用している。「Corda」はブロックチェーンの特長である堅牢性を持ちながら、限定的な情報開示・共有化ができるため、医療情報等のセンシティブ情報を扱うことが可能となっている。
【参照URL】給付金自動請求実現へ向けブロックチェーン技術活用の実証実験を開始
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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