SolarWise、VeChainでソーラーパネル所有権をNFT化 – 小規模投資家に新たな投資機会

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太陽光発電サービス企業SolarWiseは10月23日、エンタープライズ向けブロックチェーンVeChainのWeb3マーケットプレイス「MaaS」で、200個のSolar NFTコレクションを発売すると発表した。これは、太陽光発電への小規模投資を可能にし、再生可能エネルギー分野への参入障壁を下げる試みだ。

Solar NFTは、1枚のソーラーパネルの所有権を表す。価格は387.2ドル(約58,080円)で、フィアット通貨またはVeChainのトークンVETで購入可能。最大10.5%の年率収益が見込める。

この取り組みは、Web3技術を活用して再生可能エネルギーへのアクセスを拡大する「リアルワールドアセットNFT」の一例だ。環境に配慮した投資機会を提供し、ReFi(再生可能金融)の原則に基づいている。

一方、VeChainはボストン・コンサルティング・グループ(BCG)や総合格闘技団体UFCと提携し、持続可能な活動のトークン化を推進している。「VeBetter」というプラットフォームを通じて、環境配慮行動にB3TRトークンを付与する仕組みを提供している。

UFCとのパートナーシップにより、VeChainはブロックチェーン技術の持続可能な応用を世界に広める狙いだ。VeChainのCEO、Sunny Lu氏は、この提携を通じて環境問題に対処する新しい金融手段の創出に期待を寄せている。

これらの取り組みは、環境意識の高まりを背景に、再生可能エネルギーへの新たな投資機会を提供するとともに、ReFiの概念を社会に普及させる可能性がある。SolarWiseとVeChainの協力により、持続可能な未来に向けた革新的なソリューションの提供が期待される。

【参照URL】SolarWise
【参照記事】SolarWise Debuts Solar NFTs on VeChain Blockchain, Offering Returns on Solar Investments

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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