三井住友トラスト・アセットマネジメント、英最大手の資産運用企業とESG活動協業で合意

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三井住友トラスト・アセットマネジメント株式会社は、英国の大手生命保険会社リーガル&ジェネラルグループの子会社でリーガル&ジェネラル・インベストメント・マネジメント(以下LGIM)社とESG(環境、社会、ガバナンス)活動に関して協業することに合意したと発表した。コーポレート・ガバナンスの向上を目的とした機関投資家の行動規範であるスチュワードシップ活動を積極的に行い、投資先企業の企業価値の向上や持続的成長を促し、さらに投資家への中長期リターンの最大化を図るスチュワードシップ責任を適切に果たしていくとしている。

同社は日本版スチュワードシップ・コードへの対応方針を策定して公表している。同方針に基づき、投資先企業に対して機関投資家としての知見を活かしたエンゲージメントを実施、投資先企業の自主的な企業価値向上に向けた取組みへの働きかけを推進しております。今般のESGに関する協業により、LGIM社のスチュワードシップ活動にかかる知見や活動成果を活用することで、三井住友トラスト・アセットマネジメントが行う個別海外企業とのエンゲージメント活動を一層強化する。国内におけるスチュワードシップ活動の底上げにも寄与すると考えており、国内外の相乗効果によって活動のクオリティー引上げを狙う。

LGIM社は欧州におけるエンゲージメントや議決権行使といったスチュワードシップ活動でも高い評価を得ており、英国コーポレート・ガバナンス協会(ICSA)が公表する「最も効果的なエンゲージメントを行う運用会社」として 2015年から2018年まで4年連続で第1位の評価を獲得している。今回の協業で、2社は特に「気候変動」、「ジェンダーダイバーシティ」、「企業の透明性」等に着眼するエンゲージメント活動を中心とした協業について合意。ESG分野において各種のソリューション提供に注力していく。

L&G社は、1836年にロンドンに設立され、FTSE 100指数の構成銘柄となっている英国大手の生命保険会社グループ。LGIM社はL&G社の資産運用機能を担い、英国最大の137兆円の運用資産残高を持つ。

【関連サイト】
リーガル&ジェネラル・インベストメント・マネジメント社とのESG活動における協業の合意について

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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