ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるが開設中の「新型コロナウイルス医療対策支援寄付サイト」への寄付が5月19日、2億円(5952件)を突破した。同サイトは4月24日に開設、これまで大阪府、高知県、山梨県、長崎県、長野県、山口県の6自治体の寄付受付を行っており、20日に栃木県、埼玉県が加わった。
同サイトでは、ふるさと納税制度を活用して掲載自治体に1000円から1円単位で指定した金額を寄付できる。寄付は医療関係者などの支援に充てられ、自治体から同社への支出は発生せず、また、寄付決済手数料を同社が負担することで、善意をそのまま自治体へ届けられる仕組み。支援対象自治体は今後も順次追加予定だ。
栃木県の「『ふるさと“とちぎ”応援寄附金』新型コロナウイルス感染症対策医療従事者応援寄附金」は医療関係者などの支援に、埼玉県の「新型コロナウイルス感染症対策推進基金」は、医療機関の活動支援など、医療提供体制の整備を目的とした事業や、検査体制の強化など感染拡大防止を目的とした事業の支援に活用される。
さとふるは、ふるさと納税(自治体への寄付)を通して地域活性化を推進している。サイトは「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」がコンセプト。寄付者向けに寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申し込み、寄付金の支払いなどができるサービスを、自治体向けには寄付の募集や申し込み受け付け、寄付金の収納、お礼品の在庫管理や配送など、ふるさと納税の運営に必要な業務を一括代行するサービスを提供している。
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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム
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