ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を運営する株式会社さとふるは、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受ける全国の地域・事業者の支援を目的に、「新型コロナウイルス関連 ふるさと納税応援・支援サイト」を3月12日に開設した。
感染拡大に伴い、外出の自粛や小中学校の休校、イベントの自粛や縮小などの影響を受け、多くの地域や事業者が苦境に立たされている。同サイトは第一弾として、国内外からの観光客の減少で収益の低下などの影響を受けている「観光関連事業者」とイベントの自粛や縮小により需要の低下や価格下落などの影響を受けている「花き関連事業者」のお礼品を紹介。ふるさと納税制度を活用して自分が好きな自治体に寄付し、支援することができる。地元の産品をお礼品として受け取ることで、事業者の収益になり、支援に繋がるという仕組みだ。
紹介している支援方法は「『さきに寄付』で地域を応援!」と「『花を飾って』地域を応援!」。前者は、国内外からの観光客の減少により影響を受けている宿泊施設、飲食店などの事業者を支援できる。地域に足を運ぶ体験型のお礼品を、体験に先だって寄付決済し、新型コロナウイルスの終息後に実際に地域へ足を運ぶという支援。体験型のお礼品は、地域へ訪れるタイミングではなく、体験チケットの発送をもって自治体から事業者へ体験チケット代が支払われるため、現在、来客数が減少している事業者の収益に繋がる。
「花を飾って…」では、イベントの自粛や縮小による需要の減少により影響を受けている、花きに携わる事業者を支援する。
同社は関連事業者の次のような声を紹介している。コロナウイルスの感染拡大の影響で海外からの予約がキャンセルとなり、例年にくらべ4割程度までお客様が減ってしまい、売上にも影響が出ている。少しでも多くのお客様に登別に訪れていただければ幸い」(北海道登別市 花鐘亭はなや)。「卒業式や入学式の自粛で桜の需要が減少し、キャンセルが相次ぎ桜を飾って貰える場所がない状況。このままでは 1 年かけ丹精込めて生産された桜が無駄になってしまう。ぜひ桜をお家に飾り、皆さんに桜を通して元気になっていただきたい」(山形県酒田市 ロータスガーデン)。
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【関連サイト】さとふるの評判・概要
HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム
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