株式会社さとふるは、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」で、「ふるさと納税 定期便特集」ページを7月30日公開した。肉、魚介、米などの返礼品(お礼品)の中で、一度の寄付でお礼品が複数回配送される「定期便」のお礼品を紹介している。
通常、複数回にわたってお礼品を受け取る場合、受け取る回数分の寄付手続きや、寄付金控除の申請が必要になるが、「定期便」は一度の寄付でお礼品が複数回にわたって届くため、お礼品の申し込み手続きや、寄付金控除の為に申請を行う回数を減らすことができる(ワンストップ特例申請を行う場合)。また、複数回にわたってお礼品が届くことで、自宅での収納・保管に困らず、地域の特産品を定期的に楽しめる。
同社がポータル会員男女1万1016名に実施したアンケートでは「繰り返し寄付をしている特定の自治体、またはお礼品はありますか」という質問に約62%が「はい」と回答。繰り返し特定の自治体に寄付をしてお礼品を受け取る場合にも、「定期便」を活用することで利便性向上につながることが期待される。
さとふるは「ふるさとの元気を“フル”にする、ふるさとの魅力が“フル”に集まる ふるさと応援、ふるさと納税ポータルサイト」をコンセプトに、寄付先の自治体やお礼品の選定、寄付の申し込み、寄付金の支払いなどができるサービス。また、自治体向けには寄付の募集や申し込み受け付け、寄付金の収納、お礼品の在庫管理や配送など、ふるさと納税の運営に必要な業務を一括代行するサービスを提供している。
ふるさと納税は、還元率の高い返礼品や地場産品でない返礼品を用意するなど自治体間の競争が過熱したことを受け、今年6月、返礼品に関して①返礼品の調達額(寄付額に対する仕入れ額の割合)は3割まで②返礼品は地場産品のみと規制された。そういった中で自治体側も、今回の「定期便」のような工夫を凝らしたお礼品を増やし始めている。今年のふるさと納税先がまだ決まっていないという方は、ふるさと納税ポータルサイトを活用して自治体が提供するお礼品と利用するサービスを一度調べてみてはいかがだろうか。
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HEDGE GUIDE 編集部 ふるさと納税チーム
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