eBayがxRapidを導入した決済サービスプロバイダとパートナー提携へ

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米インターネットオークション大手のeBayは、同社が決済フローを管理、買い手と売り手の取引を簡素化することでカスタマーエクスペリエンスをさらに向上させる計画をもっているとripplenews.techが報じた

eBayは、国際的な決済ソリューションを提供するAdyenを決済パートナーにすることで合意した。長年、同サービスでの支払いの選択肢であったPaypalとも「2020年中頃までの間、同社との契約を違反しない範囲で決済仲介への移行を進めるだろう」とripplenews.techは報じている。

eBayとPayPalは、2023年7月までeBay仲介モデルでの支払い時に決済方法としてPayPalを提供するという条件で調整しており、PayPalは引き続きeBayにとって重要なパートナーになる。eBayは、2018年の後半から北米の小規模マーケットプレイス・プラットフォームで決済仲介を開始し、PayPalとの運営契約の条項の下で2019年に拡大する。2021年、eBayはマーケットプレイスの顧客の大部分を新しい決済方法に移行させる予定だ。

AdyenはUber、Netflix、Spotifyといった有名クライアントをもち、150以上の通貨と200以上の支払い実績をもつグローバル企業だ。AdyenはRipple社のxRapidを自社の技術と決済処理に統合したことが知られており、XRPを直接サポートしていないものの、XRPと関連をもつ企業がeBayの決済パートナーとなった点を評価するRipple投資家もいるようだ。

オンラインショッピングや決済の先駆者的な存在で世界中で支持されるeBay。もしも同社でXRPが導入されればRipple社が掲げる実需による流動性の拡大に向けて大きな一歩を歩むこととなるだろう。

【参考記事】NEWS XRP Might Power Ebay’s Transactions Within 2020

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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