楽天、仮想通貨交換業へ参入。みんなのビットコインを2億6,500万円で買収

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楽天株式会社(以下、楽天)は8月31日、仮想通貨交換業者のみんなのビットコイン株式会社(以下、みんなのビットコイン)の全株式を楽天カード株式会社を通じて取得したことを発表した

楽天グループは、Eコマースにとどまらず、トラベル、デジタルコンテンツ、通信等のインターネットサービス、当社グループの提供するクレジットカード関連サービスをはじめとする銀行、証券、保険、電子マネーといった70を超える金融サービスを提供している。こうした中、楽天グループでは、2016年にブロックチェーンの研究機関として「楽天ブロックチェーン・ラボ」を設立し、研究を進めいた。

みんなのビットコインは、2017年3月30日に仮想通貨交換所サービスを開始した仮想通貨交換業のみなし交換業者だ。2018年4月には関東財務局により業務改善命令が発出され、現在はその対策に取り組んでいる。同社は事業体制の確立や仮想通貨交換業者の登録を目指すために、楽天グループの傘下として同グループの金融事業ノウハウとのシナジーを考慮し株式譲渡の合意に至った。

この度の株式取得価額は2億6,500万円で、株式譲渡は10月1日に行われる。楽天は、本件によるグループの連結業績への影響は軽微であるとしており、進捗に応じて開示すべき事項を開示していくとしている。

【参照記事】みんなのビットコイン株式会社の株式取得に関するお知らせ

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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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