日本加除出版株式会社は10月31日、仮想通貨の仕組みの解説書「仮想通貨法の仕組みと実務 逐条解説/自主規制団体・海外法制/会計・監査・税務」を発行した。
仮想通貨は、2017年に仮想通貨バブルと言われるほど、相場は過熱し、世界的に注目を集めた。こうした仮想通貨は、従来の貨幣の仕組みとは異なり、仮想通貨に密接に関わるブロックチェーン技術が利用されることから、新しい通貨のかたちであると期待されている。同時に、ブロックチェーンは、仮想通貨だけでなく、社会の発展に利用できる、インターネットのような社会を支えるインフラになりうる技術であるとして関心が高まっている。
そうしたブロックチェーン技術が今後、実社会において活用されていくことを前提にした場合、仮想通貨の発展も当然に考えられる。そこで、書籍では、法律・会計・税制などの社会的な仕組みをどのように仮想通貨に適用するかということを今から整理しておくことが求められる状況を受け、仮想通貨出現の背景から、思想・テクノロジーに始まり、仮想通貨に関わる法律・会計・税務などをそれぞれの分野の専門家が解説している。
本書は、金融庁から10月24日に、資金決済に関する法律第87条に規定する仮想通貨交換業に係る認定資金決済事業者協会として、認定を受けた日本暗号資産取引業協会(JVCEA)会長の奥山泰全氏が推薦しており、仮想通貨に関心のある方は必見だ。
書籍概要
タイトル:仮想通貨法の仕組みと実務 逐条解説/自主規制団体・海外法制/会計・監査・税務
著者:畠山久志/編著 横田清典・後藤出・金子得栄・濱本明・前田浩一/著
判型:A5判
発行日:2018年10月31日
定価:本体3,850円(税込)
HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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