株式会社オウケイウェイヴは5月13日、ユーザー参加型のサポートコミュニティを簡単に構築できるサービス「OKWAVE Plus」で「災害・防災 助け合いコミュニティ」を公開した。同コミュニティは、災害時における情報共有や支援活動を円滑に行うためのプラットフォームとして機能することを目的とし、地域住民、行政機関、民間企業、ボランティア団体など、誰もが自由に参加することができる。災害に対処するための準備と連携を強化する。
地震、台風、洪水などの自然災害は、被害を最小限に抑えるために地域の連帯と地域外からの支援が必要不可欠。しかし、災害時における地域のコミュニケーションや支援活動は、十分な体制が整っていない場合もある。同コミュニティの立ち上げは、このような課題に対処し、地域社会の安全と連帯を強化し、さらに安全と助け合いの精神を育む狙いがある。
OKWAVE Plusは、企業が顧客同士での問題解決を促進するサポートコミュニティを容易に構築できるサービス。約25年にわたり安定運用されているQ&Aコミュニティ「OKWAVE」と連動しており、導入企業はユーザーコミュニティの運営に必要な活性化対策や炎上対策といった手間をかけず、時間外や休日対応まで含んだ解決力のあるコミュニティを即開設できる。これにより、サポート業務の負担を軽減し、同時に顧客の満足度を向上させられるとうたっている。
同社は1999年7月設立。コミュニティサイト「OKWAVE」の運営を軸に、OKWAVE Plusを企業や地方自治体向けに提供するほか、700社以上の導入実績のあるクラウドサンクスカード「GRATICA」を展開している。社名に「Oshiete?」「Kotaeru!」「OK(ありがとう)!!」という感謝の循環を、波(WAVE)のように世界中に広げたいという思いを込めた。
HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム
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