日本生命、インドの資産運用会社を子会社化。ESG投資の拡大も

日本生命保険相互会社は9月30日、出資しているインドの資産運用会社リライアンス・ニッポンライフ・アセットマネジメント(RNAM)の株式75%までの追加出資を完了したと発表した。取得株式数は約32%、取得価額は 452億ルピー(約728億円)。また同日、ブルームバーグでは、RNAMがESG投資やインドの超富裕層にオルタナティブ投資を提供する商品を投入する方針、と報じている。

RNAMはインド有力財閥のリライアンス・グループ傘下の生命保険会社。設立は1995年、ムンバイ市に本社を置き、投資信託預り資産は2.3兆ルピー(約3.7兆円、2019年1-3月期の平均残高)、総収入164.9億ルピー(約265億円)、当期利益48.6億ルピー(約78億円)。投資信託預り資産残高は国内第5位、シェア9.5%。日生は2012年にRNAMに出資、人材交流を通じた両社間の相互理解の促進に加え、取締役(非常勤)および駐在員の派遣を通じたコーポレートガバナンスの強化、グループ間での投資信託商品の相互供給などで協力関係を構築してきた。

今年5月にリライアンス・グループ傘下のリライアンス・キャピタル社が保有するRNAMの株式の追加取得を発表。「RNAMの投資信託預り資産は着実に増加しており、堅調な経済発展などを背景に、今後も成長が期待できるインド資産運用市場におけるRNAMのプレゼンス向上をサポートする」と表明した。

日生はリライアンス・グループ傘下のリライアンス・ニッポンライフ・インシュアランス社への出資を通じインドで生命保険業も行っている。RNAMの子会社化と併せ、インドの生命保険市場と資産運用市場での収益向上を図っていく。

【参照リリース】リライアンス・ニッポンライフ・アセットマネジメント社株式の追加取得の完了について
【参照リリース】日本生命、インドでESG商品投入へ-資産運用会社の追加出資完了

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HEDGE GUIDE編集部 ESG投資チーム

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