三菱重工、GPIFが採用した4つのESG投資指数の全構成銘柄に2年連続で選定

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三菱重工業は2月7日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が日本企業へのESG(環境・社会・ガバナンス)投資にあたり採用している4つの指数全ての構成銘柄に選定されたと発表した。2019年に引き続き2年連続の選定。環境問題・社会課題への対応および企業統治の強化といったESG領域における同社グループの取り組みが評価された。

GPIFが採用する4つのESG指数は、①ロンドン証券取引所が100%出資する投資指数算出会社FTSE RussellによるESG全般を考慮に入れた「総合型」指数「FTSE Blossom Japan Index」、②米国の投資指数算出会社MSCIによる同様の総合型指数「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」、③MSCIによる性別多様性に優れた企業を対象とする「MSCI日本株女性活躍指数(WIN)」、④S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社による炭素効率性等に優れた企業を対象とする「S&P/JPXカーボンエフィシエント指数」。このうち、MSCI日本株女性活躍指数(WIN)は社会(性別多様性)、S&P/JPXカーボンエフィシエント指数は環境(炭素効率性等)に特化した「テーマ型」指数である。

同社は、社会の持続可能な発展を目指し、自社および顧客における環境負荷の低減、女性の活躍推進、社会貢献活動、企業統治と情報開示の強化など、環境・社会・ガバナンスの各側面において様々な取り組みを積極的に進めてきた。上記4銘柄に加えて、19年9月には世界の代表的なESG投資指数である「Dow Jones Sustainability Indices(DJSI)」における「Asia Pacific Index」の構成銘柄にも3年連続で選定されている。

「今後も社会の動向を把握し、SDGsやESGの取組みを充実させ適切な情報開示に努めるとともに、事業活動を通じて持続可能な社会の構築に寄与していく」としている。

構成銘柄選定ではユニ・チャーム、アサヒグループホールディングスなどが相次いで発表しており、大手企業は自社のESGへの取り組みへの評価として積極的にアピールしている。

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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