Linux Foundation、新たな無料オンラインコース Developing Blockchain-Based Identity Applicationsを発表

オープンソースを通じた大規模イノベーションの実現に取り組む非営利団体であるLinux Foundationは3月4日、新しいプロフェッショナル認定プログラムDeveloping Blockchain-Based Identity Applicationsを開始した。

edX トレーニング プラットフォームを通じて提供される本プログラムは、デジタルアイデンティティのための新たな「自己主権型」パラダイムを用いてアプリケーションを構築・デプロイすることに興味がある開発者を対象としている。信頼性の確かなデジタル基盤でアプリケーションを構築するために、Hyperledger Indy、Aries、Ursaが提供する安全なデジタル アイデンティティとクレデンシャルを発行および管理する可能性を探る。また、本プログラムは Hyperledger Aries を深く掘り下げ、独自のAriesエージェントでクレデンシャルを発行・検証するためのコードを開発することにより実稼働対応アプリケーションを作成する方法を受講者に教える。

オンラインで利用可能なアイデンティティ関連データはすべて盗難の対象になる可能性がある。仏大手電機企業タレスが発表したBreach Level Indexによると、毎日5,880,000件を超えるレコードが盗まれています。2019 MidYear QuickView Data Breach Reportでは、2019年上半期に報告された侵害は、2018年中期と比較して54%増加し(41億以上のレコードが晒される)、インターネット上に晒されたレコードはWebが最も多い侵害タイプで、インシデントではハッキングが最も多い侵害タイプだった。

ブロックチェーンベースのアイデンティティ管理は、この分野に革命を起こしている。3つのHyperledgerプロジェクト Aries、Indy、Ursa に付属するツール、ライブラリ、再利用可能コンポーネントは、分散型アイデンティティ専用の分散台帳を使用し、確実なデータに基づき構築された分散アプリケーションのための基盤を提供する。

Linux Foundationは、オープンテクノロジーの開発や企業展開を加速するエコシステム構築のための組織として、世界のトップクラスの開発者や企業から選ばれている。Linux Foundation は世界中のオープンソースコミュニティと協力して、史上最大の共有技術投資を作り出すことにより、難解な技術問題を解決していくことを目的としている。2000年に創設されたLinux Foundationは、ツール、トレーニング、イベントなどを提供することでさまざまなオープンソースプロジェクトの成長を助け、企業単体では実現できない経済効果の創出に寄与している。

【参照URL】Breach Level Index
【参照URL】2019 MidYear QuickView Data Breach Report

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HEDGE GUIDE 編集部 仮想通貨チーム

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