東京・丸の内で楽しく資源循環を体験できる展示・物販会「循環縁日」8/28開催。9/3まで

ウェブメディア事業を手がけるハーチ株式会社は、東京都千代田区の丸の内仲通り（丸ビル・郵船ビル・三菱商事ビル前）で開催中のイベント「Marunouchi Street Park 2023 Summer」で、大丸有（大手町・丸の内・有楽町）エリアの企業で構成する「大丸有SDGs ACT5」と連携し、「大丸有SDGs ACT5 × IDEAS FOR GOOD Museumブース～循環縁日大人も子どもも楽しく資源循環を体験できる縁日〜」に、8月28日から9月3日の7日間出展する。

ハーチは2021年3月から三菱地所株式会社と連携し、ウェブマガジン「IDEAS FOR GOOD」で紹介している世界中のクリエイティブな社会課題解決プロダクトを、実際に手に取り、体感できる展示企画「IDEAS FOR GOOD Museum in MEC（Mitsubishi Estate Company）」を、三菱地所本社（大手町）内のマグネットスペースを活用して展開してきた。

【展示】IDEAS FOR GOOD Museum Best Selection（提供：ハーチ株式会社）

今回のイベント用ブースは、三菱地所が実行委員会事務局を務める大丸有SDGs ACT5と連携し、同企画をイベントの開催に合わせてスピンアウトさせ、展示だけではなくワークショップ・物販も含めた拡大版に発展させた。開催にあたり、株式会社Innovation Design、株式会社湘南貿易、株式会社RINNEと連携している。

【物販】「おみやげ」を通じて社会課題解決を目指すショップ「haishop」（提供：株式会社 Innovation Design）

同イベントは、丸の内仲通りの今後のあり方や活用方法を検証する社会実験として19年から実施し、今回で8回目。5年目を迎える今年は、22年から引き続いてエリアの就業者や来街者にとって質の高い「滞留」「回遊」しやすい空間とすることで、大丸有エリアのにぎわいを創出している。

展示テーマの循環縁日は、イベントを訪れる資源循環やサステナビリティに取り組む「ワクワク感」を体感してもらうことを目的としている。思わず手に取りたくなるユニークなサステナブル・プロダクトの展示、物販に加え、プラスチックのマテリアルリサイクル体験、ペットボトルキャップと引き換えにアップサイクルグッズが手に入る「循環ガチャ」、廃材を活用したDIYアップサイクル体験など、祭りの縁日のように、大人も子どもも楽しく参加できる企画を用意した。

【ワークショップ】親子で楽しくプラスチックのマテリアルリサイクルを体験（提供：株式会社湘南貿易）

【ワークショップ】誰かの不要なものが自分の宝物に生まれ変わる「アップサイクル作品」づくり（提供：株式会社RINNE）

開催時間は午前11時～午後8時（9月1日のみ午後2時開始）。期間中は、ACT5メンバーポイントアプリを通じてブース内でポイントのプレゼントもある。同アプリは個人のSDGs活動にポイントを付与する機能があり、マイボトルやエコバックの持参、古くなった衣類の回収協力や SDGs関連イベントへの参加などSDGs貢献活動に参加することでポイントを獲得。貯まったポイントは、サステナビリティに配慮された商品との交換、SDGs貢献団体への寄付、「丸の内ポイント」への交換などに利用できる。

大丸有SDGs ACT5は、大丸有エリアに拠点を置く企業が集まり20年5月に発足。同じエリアを軸に、企業間連携によるSDGs活動の相乗効果を検証し、長期的に実現可能なSDGs モデル都市の構築を目指す。「サステナブルフード」「環境」「ひとと社会のWELL」「ダイバーシティ＆インクルージョン」｢コミュニケーション｣の5つのACT（テーマ）を設定し、各アクションの実践、効果の検証、社会課題の構造的な問題を明らかにすることをミッションとしている。