【イベントレポート】JBA定例会「Aaveからの資金調達について解説。今後のDeFiに必要なことは何か」

ブロックチェーン技術の普及・発展に取り組む一般社団法人日本ブロックチェーン協会(JBA)は11月10日、ブロックチェーンのオンライン学習サービス「PoL(ポル)」を運営する株式会社techtecの代表取締役CEO 田上智裕 氏を招き「Aaveからの資金調達について解説。今後のDeFiに必要なことは何か」と題した定例会を実施した。

定例会では、techtecがDeFi大手レンディングプラットフォームAaveからの資金調達スキームに関する説明や従来の資金調達スキームとの比較、その過程での同社の学びについて共有された。

教育分野でのブロックチェーン活用により、論文や研究データの不正利用解消、卒業証明書などの確認コストの削減、外国人留学生による証明書の詐称などの問題が解決されると同氏は言う。定例会では、PoLの学習データをDeFiに取り込み、その信頼性によってDeFiにおける利率を変える取り組みが紹介された。

一方で、まだまだ多くの課題もあるという。必ずしもデジタル化されていない学習行動をどのようにブロックチェーンに取り込んでいくのかといったブロックチェーン領域特有の問題がある他、予期せぬ規制でプロジェクトが立ち行かなくなる可能性もゼロではない。ブロックチェーンに関する課題以外にも、同社が行った資金調達がどのように会計処理されるべきかといった初歩的な問題にも直面したと言う。

こうした問題が解決されることはもちろん、教育分野でブロックチェーンがより活用されていくためには、企業による学習スコアの活用が進むこと、そもそも学習履歴をブロックチェーンに記録しようとする事業者の増加が必要不可欠だと田上氏は述べ、定例会は締めくくられた。

JBAでは、国内外のブロックチェーン業界の有識者を招き、毎月2回、ブロックチェーンに関する事例の勉強やディスカッションをする場として、定例会を開催している。11月の二回目となる定例会は11月24日、ソラミツ株式会社 執行役員 事業開発部長の細江 貴志 氏を招き、「CBDCからデジタル地域通貨、そしてその先へ」をテーマとして開催される予定だ。定例会はオンラインで行われ、JBA非会員でも参加できるため、暗号資産・ブロックチェーン領域の知見を深めたい方はこれを機に同定例会に参加してみてはいかがだろうか。

【申し込みURL】11/24(火) 定例会 ※オンライン


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HEDGE GUIDE 編集部 暗号資産・ブロックチェーンチーム

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