一般社団法人ブロックチェーン推進協会(以下 BCCC)は8月23日、ブロックチェーン人材の育成事業を展開する株式会社FLOCと連携した「ブロックチェーン大学校」のカリキュラムを刷新・強化を発表した。
BCCCは協会活動を通じ、公共や医療、流通、製造などあらゆる分野でのブロックチェーン技術の普及、及び技術者の育成を推進する企業だ。2016年4月の発足以降、順調に加盟企業数の拡大が進み、現在までに加盟企業数は200社を超えている。金融業界以外でもブロックチェーンの導入検討が進んでいるなか、ブロックチェーン技術の活用を拡大するための新たな部会の立ち上げや、技術検定制度の立ち上げなどにも注力し、幅広い業界におけるブロックチェーンの実装を目指している。
ブロックチェーン大学校は日本国内のブロックチェーンを活用するエンジニアや、ブロックチェーンの導入を検討する金融機関、企業等における担当者への教育カリキュラムとして2016年8月に開校された。当初は、協会加盟企業に受講を限定していたが、ブロックチェーンに関する関心が高まる中、2017年からは一般向けにも講座を開放。現在では、最短3か月でブロックチェーン技術が習得可能なスクール事業の運営の他、Fintech企業とブロックチェーン人材のマッチングを行っている。
9月から新たに開校される「ビジネスコース」は、ケーススタディやゼミ形式で講義を実施し、非エンジニアでもブロックチェーンに関する基礎知識を身につけていく。講義はブロックチェーンビジネスの最前線で活躍する講師による授業が開催され、各回90分全12コマ実施される。受講料は217,800円(税込)で、遠隔地でも受講が可能なWeb受講オプションは55,000円(税込)となる。
ブロックチェーン大学校では無料体験コースも用意されているので、まずはスクールの雰囲気を体験してみたいという方にもおすすめだ。
【参照記事】ブロックチェーン総合スクールを展開するFLOCとBCCCが連携しブロックチェーンプロフェッショナル人材の育成を加速
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム

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