米連邦緊急事態管理庁(FEMA)、災害救援のためのブロックチェーン技術導入を検討

全国諮問委員会(NAC)は、アメリカ連邦緊急事態管理庁(FEMA)に対し、災害支援に便乗する詐欺行為を回避し効率的なサポートを目的としたブロックチェーン基盤のパイロットプログラムの構築を助言した。11月18日、レポートが公開されている。

レポートによると、FEMAの支援活動では、正確な情報に基づき実際の被害者を迅速にサポートすることが求められる。プエルトリコやテキサスに打撃を与えたハリケーンマリアやハービーのケースを例に挙げ、ブロックチェーン技術の導入が災害で失われる可能性のある重要書類の保管を容易にすると報告された。さらに、災害保険などの財政準備について触れ、パイロットプログラム構築の重要性について解説している。一方で、プログラム構築には、技術部門と学術機関との連携、地方政府が関与する場合などを考慮すると時間とコストを要することも言及している。

現段階でのFEMAへの要請は、災害被害の規模を正しく把握し、膨大な量の書類を介することなく適切な処置が迅速できるようにすることだ。支援物資を確実に必要な被害者に届け、資金の無駄を削減できるだけでなく、再建のための請負業者管理についても同様の利益をもたらす可能性がある分散型台帳。今後の展開に期待したい。

【参照記事】FEMA Advisory Board Proposes Blockchain to Speed ‘Disaster Dividend’ Payouts

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HEDGE GUIDE 編集部 仮想通貨チーム

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