ナイジェリアの中央銀行デジタル通貨(CBDC)である「eNaira」が10月25日、稼働を開始した。eNairaはナイジェリアの通貨に取って代わるものではなく、補完的な役割を果たす通貨として設計されているという。
eNairaは、フィンテック企業であるBitt社が開発したもので、同社のデジタル通貨管理システム(DCMS)は、東カリブ中央銀行のCBDCにも採用されている。CBDCを利用するためには、「eNaira speed wallet」と「eNaira merchant wallet」の2つをGoogleとAppleのアプリストアからダウンロードする必要がある。
ナイジェリアの政府と中央銀行は、2月には銀行部門内での暗号取引を禁止しており、その4か月後にeNairaの導入が発表。10月25日の発表時点では約5億ナイラ(121万ドル)が発行されているという。
【参照記事】Nigeria’s eNaira CBDC Goes Live
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HEDGE GUIDE 編集部 Web3・ブロックチェーンチーム
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