2021.7.1 仮想通貨マーケットレポート【ビットコインの上昇が一服】

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昨日のビットコイン相場は下落。36,000ドル付近で推移していたビットコインだが、この日は弱含む動きとなり34,000ドル付近まで軟化するも、下押しする圧力も弱く35,000ドル付近まで反発し狭いレンジでの推移となっている。

一方でイーサリアムは続伸しており、2,200ドル台後半まで上昇。一昨日の高値を突破し大きく上昇する動きとなった。

昨日は、アメリカの投資家ジョージ・ソロス氏率いるファンドがビットコイン投資を始めたことや、イーサリアムのアクティブアドレスがビットコインを抜いたことが話題となった。

米国市場は明日の雇用統計を控える中、NYダウが上昇しドルインデックスも2ヶ月半振りの水準まで上昇。

ADP民間雇用者数が予想を上回ったことで、ドル高の動きからドル円は111円台まで上昇しているが、短期的なショートカバーを巻き込んだ上昇と考えており、継続性はあまりないか。

ビットコインは引き続き30,000ドルを割れるまでは中期的なロング方向での目線を維持。各国で仮想通貨のファンド設立が進められている中、大きな下押し方向で推移するとは考えにくい環境と捉えている。

本日は引き続き下がったところはロングポジションで構築しながら細かく利益を積み上げる方針。急落する場面があれば中期的なポジションの一部を取りに行く予定。

ドル円は雇用統計前に112円台に乗せる場面が出てくる場合は短期的なショートポジションでいいか。これから夏枯れ相場の時期であり株高になりにくいことから為替も円安が大幅に進行する可能性は低いと捉えている。ドル円の中長期的な目線は115円方向で考えている。

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中島 翔

一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12