昨日日曜のBTC相場は上は94万円後半、下が83万円台半ば、前日終値より10万円程度の下落する形となっている。先週末発表された米雇用統計は、予想より強い結果が発表されたが、新型コロナの影響が少なかった月の数値であるために、手放しで喜べるものではないとの認識から反応薄。新型コロナによる影響に対して中小企業に支援策を行うとの発表よりダウは下げ幅を縮小、先週末のNY市場は終了。週末に新型コロナの感染拡大の報道や、サウジアラビアによる原油の増産発表より原油価格が急落し30ドル台を付けるなど、経済先行きの懸念から、米10年債が再びの0.5%割れなどもあり、ほぼすべての市場でリスク回避的な値動き。本日ビットコインは83万割れが意識される展開となっている。
8日から取引量増加とともにボリンジャーバンドが一気に拡大しトレンド発生が確認できる。ボリンジャーの-1αと-2αの間で綺麗なトレンドが形成されており、下落時の取引量が増加していることから本日は引き続き戻り売りスタンスでのトレードがベターと言えるだろう。戻り売り目処は860,000-870,000円の位置で利益確定は-2α付近を目処のトレードが有効だ。
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中島 翔
一般社団法人カーボンニュートラル機構理事。学生時代にFX、先物、オプショントレーディングを経験し、FXをメインに4年間投資に没頭。その後は金融業界のマーケット部門業務を目指し、2年間で証券アナリスト資格を取得。あおぞら銀行では、MBS(Morgage Backed Securites)投資業務及び外貨のマネーマネジメント業務に従事。さらに、三菱UFJモルガンスタンレー証券へ転職し、外国為替のスポット、フォワードトレーディング及び、クレジットトレーディングに従事。金融業界に精通して幅広い知識を持つ。また一般社団法人カーボンニュートラル機構理事を務め、カーボンニュートラル関連のコンサルティングを行う。証券アナリスト資格保有 。Twitter : @sweetstrader3 / Instagram : @fukuokasho12
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