株式会社Blockchain Technologiesが運営するブロックチェーン特化のオンライン完結型プログラミングスクール「Blockchain Code Camp」は4月18日、仮想通貨交換業の登録業者である株式会社Xthetaが運営するブロックチェーン特化型のコワーキングスペース「Singularity HIVE」と事業提携を発表した。これに伴い、Blockchain Technologiesは、ブロックチェーンを本気で学ぶための最短距離の短期集中プログラミングスクールを活用した、各種ソリューションの提供を開始する。
業務提携の背景には、世界各国の企業がブロックチェーンへの関心を高めている中、依然としてブロックチェーン技術で実現できるにも関わらず、社会に実現されていないプロジェクトやサービスが数多く存在していることがある。Blockchain Technologiesは、その原因として「ブロックチェーン技術に精通し既存業界を巻き込んで価値創造ができるエンジニアが不足していることが問題の1つだ」としている。
今回の事業提携により、新たに新設される2つのコースはエンジニア初心者向けとなる「Web+ブロックチェーンアプリケーションコース」と、エンジニア向け「ブロックチェーンアプリケーションコース」だ。エンジニア未経験でもブロックチェーンを学べるBlockchain Code Campと、関西でブロックチェーンのエコシステムを拡大しているSingularity HIVEが提携することで、エンジニア未経験者でもブロックチェーンを活用したアプリケーションを作れるようになる環境をより充実させていく狙いだ。
人材不足が叫ばれるプログラミンエンジニアの中でも、ブロックチェーンに精通するエンジニアは希少な人材だ。即戦力を求めるブロックチェーン企業にとって、ブロックチェーンエンジニアの確保は喫緊の課題となっている。こうした背景を受け、現役のプログラマーが学習をサポートし即戦力となるブロックチェーンエンジニアを育成するBlockchain Code Camp。ブロックチェーン業界へのキャリアアップ、スキルアップにブロックチェーンを学ぼうとしている方はぜひ同サービスを検討してみることがおすすめだ。また、Singularity HIVEはミートアップイベントも定期的に開催しているため、興味があるという方は一度参加してみると良いだろう。
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/02/tachibana-150x150.jpg)
立花 佑
![](https://hedge.guide/wp-content/uploads/2019/02/tachibana-150x150.jpg)
最新記事 by 立花 佑 (全て見る)
- 位置情報とブロックチェーンで地域経済を活性化する『トレジャーGO』 - 2024年7月3日
- NFTプロジェクトと地域が連携する理由 京都の商店街『お通り男史NFT』クイズラリーを例に - 2024年7月3日
- 博報堂と日本航空が示すWeb3技術の力、関係人口創出の実証実験 「KOKYO NFT」の事例 - 2024年7月2日
- NFTとDAOが地域を変える クリプトヴィレッジのLocal DAO候補地解説 - 2024年6月27日
- NFTプロジェクトCNPと彦根デジタル城下町プロジェクト 地方創生との連携を紹介 - 2024年6月27日