昨日のビットコイン相場はわずかに上昇するような動き。しかしながら一昨日の最高値を更新するような動きにはならなかったが、朝方から43,000ドルを伺う動きになりつつある。
以前からコメントしている通り、チャートは42,000ドルを抜けてきているため、次のターゲットは44,000ドルから45,000ドル超の水準となるが、急に50,000ドルを目指すような展開も予想しにくいため、一旦そこで利食いは行っておきたいところ。
足元急上昇していたイーサリアムクラシックは一旦大きな上ヒゲをつけて下落。ツイートしていた通りイーサリアムクラシックのショートはもう少し粘りたいと思っており、10%程度の幅を取れたらOKという感覚でポジションを保有している。
ビットコインも引き続きロングを保有しており、上記の位置で利食い予定。先物市場でもビットコインは低い水準で取引されていたが、足元は上昇してきており、ビットコインの上方向を見る向きがオプション市場も含めて増えてきている様子。
米国市場は株式市場が反落。足元短期的なショートカバーの買い戻しから上昇していたが一服した格好となった。
ロシアへの制裁が強まる中、原油高から急激な物価上昇が懸念されており、個人的には株価の上昇は一旦落ち着くのでは無いかと考えている。一方でインフレヘッジのために株を保有する動きが足元の金利上昇と株高に繋がっているという動きもあるため判断が難しいとも感じる。
NASDAQのチャートをみるとシンプルに日足のチャートで移動平均線がデットクロスしているということから戻り売りで一旦は攻めておきたいか。
ドル円は一旦調整の動きから120円台後半まで下押ししたが、あっさりと反発しており、ドル円の押し目がほとんどない状況。また豪ドルの強さが際立っており、資源国の中でも豪ドルの押し目があればロングで攻めていきたい。
豪ドルはロシアが制裁を受ける中、受け皿としてのニーズが高まっており、今年のオーストラリアの経常黒字はバブルのような金額になると想定されることから、豪ドル円は年内に100円をつける動きが出る可能性が高いのではないかと見ている。
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中島 翔
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