三菱UFJ国際投信「MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信」を設定、上場へ

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三菱UFJ国際投信株式会社は、「MAXIS(マクシス)カーボン・エフィシェント日本株上場投信」を2月5日に新規に設定し、翌6日に東京証券取引所へ上場する。「S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数」に連動する成果を目指し運用する方針。

S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数は、東証株価指数(TOPIX)に組み入れられた銘柄をユニバースとし、環境情報の開示状況、炭素効率性(売上高当たり炭素排出量)の水準に着目して、構成銘柄のウエイトを決定する指数。 2009年3月20日の時価総額を100ポイントとしてS&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと株式会社日本取引所グループが算出・公表している。環境情報の開示を十分に行っている企業や炭素効率性の高い(売上高当たり炭素排出量が少ない)企業のウエイトを引き上げるなどのルールを採用することで、市場全体の環境に関する取り組みと情報開示を促し、株式市場の活性化を目指す。年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が採用するESG指数の1つであり、国内でも認知度が高まりつつある。

運用は、ファンドの一口あたりの純資産額の変動率を同指数の変動率に一致させることを目的に、対象指数に採用されている銘柄(採用予定の銘柄を含む)の株式のみに投資を行う。ファンドの受益権は東京証券取引所で上場され、株式と同様に市場価格で売買が可能。買い付けのほか、株式による取得申し込み(追加認定)ができる。一定口数以上の受益権を保有する受益者は、相当する信託財産中の株式と交換が可能。分配は年2回(5月、11月の各10日)に行われる。初回決算日は5月10日。

同ETFの名称の冠になっているマクシスは、同社が運用するETFシリーズのブランドで、「最高(MAX)の品質」と「お客さまの投資の中心軸(AXIS)」をめざすという思いが込められている。

【参考記事】『MAXISカーボン・エフィシェント日本株上場投信』を2020年2月6日上場

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HEDGE GUIDE編集部 ESG・インパクト投資チーム

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